閉会した第204回通常国会での活動を振り返る 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

 

 

6月16日、第204回通常国会が閉会となりました。

今任期最後の通常国会、150日間の会期を頑張りきることができました。

コロナ禍の最中、ご支援いただいた皆様お一人お一人に感謝します。

本来ならいまだ続く感染や経済的に傷んだ個人や事業者の支援に迅速対応するため、かつての東日本大震災後と同様に国会会期を大幅延長すべきところでしたが、与党に反対されて実現しませんでした。本当に残念です。

 

 

この国会、私は国土交通委員会理事として委員会の質疑調整や附帯決議案の取りまとめ等に当たりました。

国土交通委員会で4回、予算委員会で1回、予算委員会分科会で1回、文部科学委員会で1回、科学技術イノベーション推進特別委員会参考人質疑で1回の質疑の機会をいただきました。

 

 

具体的には、国土交通分野や文部科学分野での新型コロナ対策の改善提案、物流分野や海事産業、造船業、海運業の支援、港湾振興、船員の働き方改革、地方公共交通支援、航空・空港支援、不動産取引の活性化、流域治水対策の充実などに向けた政策提案などを政府に示して取り組みを促すことができたのは成果の一つだと考えています。

寒波による電力需給ひっ迫への国の対応を直接経済産業大臣に促す質疑も行えました。

今後も政策の実行状況をチェックして必要な改善を提案していきます。

 

 

議員立法では、観光産業持続化給付金法案領域警備・海上保安体制強化法案を提出者として国会提出しました。

一つ目は、支援が届かず事業継続が困難な状況にある観光関連産業とその取引先を何とか支えるための直接支援を目指した議員立法です。

二つ目は、我が国領域内での治安維持能力、特に海上保安能力を高めるための計画の法制化などが柱となった議員立法です。

 

 

地元北九州市の国への要望実現にも精力的に動きました。

予算委員会分科会での質疑等も活用しながら北九州空港滑走路延伸の調査事業予算を獲得し、現在は環境影響調査等に向けて作業が進行しています。

今後は延伸の工期短縮に向けて国への働きかけをさらに強めます。

洋上風力発電等の新エネルギー拠点化などを含め、コロナ後の北九州市の経済振興を引き続き国政から超党派で支援していきます。

 

 

内閣提出の法律案に対する対応では、閣法62本のうち、46本に賛成、16本に反対、賛成率は74.19%でした。

修正案や対案、附帯決議案も示しながらの是々非々対応を貫きました。

 

 

地元においては、新型コロナ対策やワクチン接種予約のご相談に日々対応を続けました。

地元北九州市の中小企業約6,000社の皆さんへのアンケート調査第2回も実施(ご協力に感謝)、ご返信への対応にもあたりました。

新型コロナの影響を受け、感染も長期化する中、自分の力ではどうしようもない状況にある個人や事業者はたくさんおられ、疲弊の度合いは増すばかりです。

こうした方々をしっかり支え切るために手立てを増やす訴えかけを引き続き政府に行っていきます。

そうした中で1月末には北九州市議会議員選挙が行われ、支援候補全員当選というありがたい結果をいただけたことも本当に感謝です。

 

 

今回の衆議院議員としての任期も3年8ヶ月となりました。

今秋に想定される次期衆議院選挙に向けて、地元活動を中心にさらに頑張っていきます。

コロナ禍の最中で大変恐縮ですが、ぜひ私に対するご支援を旧に倍してお願い出来れば幸いに存じます。

よろしくお願いいたします。

 

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)