北九州空港3,000m級滑走路を実現して、さらに機能拡充・活性化すべき 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

 

 

2021年2月25日(木)衆議院予算委員会第8分科会

 

○城井分科員

立憲民主党の城井崇です。

国土交通省関連予算について、地元北九州市の国への要望を踏まえ、順次質問いたします。

赤羽国土交通大臣、今日もよろしくお願いします。

いつもお世話になります。

まず、北九州空港の機能拡充、活性化についてお伺いします。

まず、3,000メートル級滑走路への延伸について伺います。

国の令和2年度当初予算において、北九州空港の滑走路延長に係る調査費計上を始めとした北九州空港の機能拡充、活性化への国の支援に、地元国会議員として深く感謝を申し上げます。

北九州空港の物流拠点化は、大韓航空の貨物定期便就航やボルガ・ドニエプル航空と福岡県北九州市との利用促進の覚書締結など、具体的な動きが進んでいます。

以前にも二度、国会で私から指摘を申し上げたように、大型貨物機やジャンボジェット機就航の引き合いもありますし、関西国際空港被災時の代替輸送実績、新型コロナの影響による貨物専用機の需要増に対応するなど、航空ネットワークの維持からも高いポテンシャルを示しています。

一方、滑走路延長が事業化するに至るまでは、環境影響評価等の諸手続などに数年を要するとのこと。

コロナ禍を乗り越えて再び北部九州の経済回復を図る足がかりとできるよう、2年をめどに、事業化や諸手続短縮の工夫、努力を更にお願いしたいと思います。

以上を踏まえ、滑走路延伸に向けたスケジュールをできる限り短縮させて、北九州空港の機能拡充、活性化を更に図るべきと考えますが、この滑走路延長の調査事業の進捗状況と、北九州空港の機能拡充、活性化に関する国の取組の今後の見通しについて、大臣の見解をお聞かせください。

 

○赤羽国務大臣

委員からちょっとたくさん質問が出ていますので、簡潔にお答えさせていただきます。

この北九州の3,000メートルの延伸につきましては、北橋市長を始め、地元の、うちの公明党の議員からも随分言われておりますし、国会でも、与党の皆さんからも同様の質問や要望をいただいております。

私も、昨年、現地に行かせていただきました。

令和2年度から長距離国際貨物便の定期便としての就航を可能とする3,000メートルの滑走路の実現につきまして調査を開始した、これはよく御承知のことだと思います。

今、環境影響評価、環境アセスの話が出ましたが、これはやらないわけにいきませんので、これをしっかりやることが早期の事業化が可能となるというふうに思っております。

もちろん、だらだらやるということではありませんが、早期の事業化が可能となるように、必要となる環境影響評価等の手続を適切に、着実に、しっかり進めてまいりたいと考えています。

 

○城井分科員

ありがとうございます。

現地調査の上でということでございました。

必要な手続はあるというふうに思いますけれども、そこは、国側も地元自治体側も工夫、努力はあるというふうに思っていますので、一つ一つ、丁寧かつ迅速に進めていただければと思います。

私どもも、党派を超えて、この点は是非応援、御支援を申し上げてまいりたいというふうに思います。

 

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)