プラットフォーム事業者によるライドシェアのようなサービスは我が国では導入すべきではない 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

2023年11月10日衆議院国土交通委員会

〇長坂委員長

次に、城井崇君。

○城井委員

立憲民主党の城井崇です。

斉藤国土交通大臣、今回もよろしくお願いいたします。

早速質問に入ります。

まず、タクシー不足やタクシーの乗務員不足の解消について伺います。

本日も、同僚議員の質問でもございました。

タクシー不足やタクシー乗務員不足の解消については、利用者の安全、安心と労働者の生活を守るために、白ナンバー、普通免許によるいわゆるライドシェアの導入ではなく、運送責任や安全確保の責任、雇用責任を直接果たしているタクシー事業の規制改革と、そして処遇改善によって地域での移動手段の確保に当たるべき、この観点から国土交通大臣にお伺いしたいと思います。

本日も、ライドシェアについては、先ほど国土交通大臣から、これまでの見解の堅持という答弁がございました。

具体的に確認をしたいという質問であります。

運行管理や車両整備等について責任を負う主体を置かずに、自家用車のドライバーのみが運送責任を負う形態でプラットフォーム事業者が配車を行う、いわゆるライドシェアのような形態のサービスは我が国では導入すべきではないと考えますが、大臣の見解をお聞かせください。

○斉藤国務大臣

ライドシェアという言葉については定義は定まっておりませんが、先ほど委員おっしゃいましたように、運行管理や車両整備等について責任を負う主体を置かないままに、自家用車のドライバーのみが運送責任を負う形態で有償で旅客輸送サービスを提供することは、従前から国会で答弁しているとおり、安全、安心の確保の観点から問題があるため認めることはできない、このように考えております。

○城井委員

有償でということも補っていただきながら、従来見解も含むということでございますが、認めないということで確認させていただきました。

次に参ります。

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区