洋上風力発電の拠点化を港湾環境整備計画の取り組みで観光活性化にも活用できるか 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)


2022年11月2日国土交通委員会

○城井委員
最後に、港湾の管理、利用等の効率化と質の向上について伺います。
質問を一問飛ばさせていただいて、港湾環境整備計画の作成、認定とそれに伴う取組に関して、例えば、福岡県の北九州港を始めとして取り組んでいる洋上風力発電の拠点化を産業観光の拠点としても活用するといった、コロナ後を見据えた地域観光活性化の取組の後押しにも使うことが可能でしょうか。こうした取組、積極的な支援が必要かと思いますが、大臣の見解をお願いします。

○斉藤国務大臣
この制度は、民間活力を活用して緑地等の再整備を行うことを目的としており、対象となる地域に行政財産である緑地等があれば、制度の適用は可能でございます。
御指摘のとおり、洋上風力発電等の産業観光の取組を始め、港湾を活用して地域の特色を生かした観光活性化の取組を進めることは意義のあるものと考えております。
本制度が地域の特色を生かした地域活性化の取組に活用されるよう、しっかりと取り組んでまいります。

○城井委員
港湾で働く皆様の声を伺いますと、やはり作業現場での安全が一番重要な目標だと言います。
誰も亡くならない、誰も傷つかない、誰も傷つけないように、騒音問題も大きく関わる港湾作業現場と観光地のようなにぎわい施設と住居地は一線を引いておかねばならないという思いが港湾現場にあるということ、このことを踏まえて今後の港湾法の執行に当たってほしいということを申し添えまして、質問を終わりたいと思います。
ありがとうございました。

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)