北九州市の区割り区分見直しは拙速な制度導入とならないよう、住民の意見を十分に反映して、国から助言・支援を行うべき 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

 

2022年2月17日 衆議院予算委員会第二分科会

 

○城井分科員
時間が参りましたので、最後に短く一言だけお伺いをと思います。
北九州市における区域区分の見直しであります。
これまでも、土砂災害などの危険のある斜面住宅地について、いわゆる市街化区域から市街化調整区域へ見直す取組を全国に先駆けて北九州市では進めています。
ただ、北九州市が示した見直し案の対象地域に居住する住民から、同じ地域なのに対象の適用が分かれることで、コミュニティーが分断をされるとか、資産価値が下がることへの懸念とか、具体的な課題が示されております。
地元自治体が対応に追われております。
住民の意見を十分に反映して、拙速な制度導入とならないように、国から助言、支援を行うべきだと考えます。
国土交通省の見解をお願いします。

 

○中谷主査
渡辺国土交通副大臣、申合せの時間が来ております。簡潔に答弁をお願いします。

 

○渡辺副大臣
はい。
北九州市においては、いわゆる逆線引きの取組について、全国に先駆けて検討に着手をしていただいております。
国土交通省といたしましては、北九州市からの相談に応じ、必要な助言を行ってまいりました。
また、令和4度政府予算におきましては、市街化区域内の安全な地域等へ移転を希望する者に対する支援制度の創設を盛り込んでいるところでございます。
今後とも、北九州市におけるまちづくりが円滑に進むよう、必要な助言や支援を行ってまいります。

 

○城井分科員
終わります。
ありがとうございました。

 

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)