ガソリン価格、灯油価格の値下げにつながる実効的な対応、トリガー条項を発動すべき 衆議院議員きいたかし福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
2022年1月31日 衆議院予算委員会
○城井委員
立憲民主党の城井崇です。
岸田総理を始め大臣の皆様、引き続きよろしくお願いしたいと思います。
まず、追加で通告を一問申し上げました。
総理にお聞きしたいと思います。
週末の経済産業大臣の発言の報道がございまして、ガソリン税を下げるトリガー条項の凍結解除発動というのはいかがかという、そうした報道が出ましたが、このトリガー条項の凍結解除発動について、総理、動きがありますか、いかがしますか。
○岸田内閣総理大臣
御指摘のトリガー条項については、これまでも申し上げてきたように、発動された場合、ガソリンの買い控え、そしてその反動等の流通の混乱ですとか、国、地方の財政への影響、こういったことから、その凍結解除は適当でないと政府としては考えております。
そして、だからこそ、政府としても、激変緩和措置ですとか、業界、業種ごとの支援、あるいは地方自治体が支援した場合の財政的な支援、こうした枠組みを重層的に用意をしているということであります。
そして、こうした体制でしっかりと状況を見ていかなければいけないわけですが、今後、その状況を見る中で、何が効果的なのか、こうしたことについては引き続き検討していくということ、御指摘の経済産業大臣の発言についても、そういった趣旨での発言であったと理解をしています。
あらゆる状況を見ながら、あらゆる選択肢を排除するものではありませんが、少なくとも今現在では、トリガー条項の解除等は政府としては考えていないということであります。
○城井委員
今現在は考えていない、あらゆる選択肢は排除しないといった答弁だったかと思います。
立憲民主党を始め野党からも、このトリガー条項の凍結解除については既に提案済みであります。
北国はもちろんのこと、国民の関心が大変高いものですから、この一問を聞かせていただきました。
是非、ガソリン価格、灯油価格の値下げにつながる実効的な対応を国民が切望しているということを改めてお伝えをして、引き続きの検討、そして実現をお願いしたいというふうに思います。
この件は、引き続き同僚議員からもただす機会があろうかと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
衆議院議員きいたかし福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)