中央自動車道をまたぐ橋梁施工不良、鉄筋を設計図どおりに配置したか書類や現場写真で確認していないのはあり得ないことだ

 

 

2020年11月17日 衆議院国土交通委員会

 

○城井委員

続きまして、中央自動車道をまたぐ橋梁の鉄筋不足による施工不良についてお伺いをいたします。

この件については、先ほどからの御答弁で、大臣と問題意識を共有していると考えています。

これは単なる施工不良では片づけられません。

利用者の安全を脅かす重大事案であります。

大臣からも、原因究明するとの答弁をいただきました。

先ほどからのやりとりを聞いておりましても、工事の段取りを考えれば、意図的に見逃さなければ起こり得ない出来事だというふうに考えています。

そもそも、設計図どおりに鉄筋を配置したかチェックするときに、チェックの書類や日報や現場写真があるはずであります。

ところが、きょうの委員会でのやりとりでも明らかになりましたように、NEXCO中日本からは、その鉄筋の配置について立会い届が出されないままコンクリート打設がされたという答弁でありました。

気づいていなかったという答弁でありましたけれども、これはあり得ないというふうに考えています。

また、NEXCO中日本からは、鉄筋検査はしていない、型枠検査や出来高検査は確認できていないということでありました。

こうした工事の過程一つ一つをたどって確認をしながら前に進む工事過程を考えますと、うっかりということにはならないというふうに考えています。

もともと6億円だったところを昼から夜に工事を変更しただけで4億5000万円の増額ということも含めてありますが、大臣、今ほど、きょうの委員会でも確認をされた、この国会答弁で確認された部分につきまして、大臣はどのように認識をされているか、厳しい対処を当然していただけると思いますが、改めてお聞かせいただけますか。

 

○赤羽国務大臣

先ほど広田委員の御質問にもお答えさせていただきましたとおりでありまして、これをやっているもともとの中日本高速道路株式会社として、会社として責任を持った原因究明をする、そして、その原因究明が果たして世間的に通用するのかどうかということは有識者会議で議論していただく。

その有識者会議には、きのう発足をさせましたので、身内の会議とならないように、主たる委員も国土交通省から指示しておりますし、技術的な専門の課長もオブザーバーとして出席をいたしますので、これは本当に安全にかかわることでありますから、厳正な対応をしていきたい、こう考えております。

 

○城井委員

ぜひ、第三者からも理解される形でということで大臣からも御答弁がございましたが、この点、本当に人の命、安全にかかわる話ですので、決して当事者や施工業者の事情を丸めることなく対応をお願いしたいというふうに思います。

よろしくお願いします。

 

衆議院議員 きいたかし 福岡10区