低所得世帯の高校生に支給されている奨学給付金の1パーセントが学費未納、英語民間試験導入・現場の困惑は大きいとの危機感が政府に足りない 衆議院議員 きいたかし 福岡10区 (北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

 

 

5月31日、午前中に文部科学委員会で質疑に立ちました。

白須賀政務官の当て逃げの件も扱わざるを得なかったのですが、本来やりたかった課題を2つ後半に取り上げることができました。

 

一つは、低所得世帯の高校生に支給されている奨学給付金、目的は授業料以外の学用品など学費にあてることだが、全体の1パーセントの高校生がこの授業料以外の学費未納になっており、制度が活かされていない件について文部科学大臣に直接制度改善を訴えました。

代理受領という学校に直接奨学給付金をあてる制度の徹底を私から提案、その方向で文部科学省もやるとの大臣答弁をいただきました。

 

もう一つは、大学入試共通テストにおける英語民間試験導入の懸念がまだまだある件。非課税世帯や離島・へき地に例外措置を設けたのは良いが、不公平がある上、ほとんど対象者が現れないような「やったフリ改革」になりかねないことを指摘、実施延期してしっかり準備し直すことを文部科学大臣に申し上げましたが、紋切り型の答弁に終始。

 

現場の困惑は大きいとの危機感が政府に足りない。

 

 

 

 

昼に支援団体の皆様を国会でお迎えしました。

 

 

 

午後に地元戻り、夜に連合北九州の皆さんの会合で国政報告をさせていただきました。

衆議院議員 きいたかし 福岡10区