与野党伯仲国会で一歩ずつ成果 〜第216回臨時国会を終えて 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
12月24日に第216回臨時国会が閉会となりました。
衆議院選挙後初めての本格論戦でした。
衆議院で野党が過半数という与野党伯仲状況、「ハングパーラメント」(宙づり国会、どの政治勢力も過半数を持たない状況を指す)の中で、私は立憲民主党の仲間と「熟議と公開」を原則に、野党過半数の民意に応えるべく、国会論戦に臨みました。
政治とカネの問題では、野党9党が力を合わせ、渡しきりで領収書不要だった「政策活動費」を全廃する法改正を実現しました。
旧文通費の使途公開と残額返納も決定。企業団体献金の禁止は年度末まで議論継続となりました。
裏金の構造解明には程遠く、引き続きの事実解明が必要です。
補正予算審議では、立憲民主党の予算修正案(能登半島支援増額1,000億円と基金への積み過ぎ減額1.36兆円)を国会提出、能登半島支援1,000億円増額の一部修正に与党が応じることで28年ぶりに予算の国会修正を実現しました。
具体的な予算額が入った修正案可決は69年ぶり、補正予算では憲政史上初めてのことになります。
私はこの予算修正案作成に中心で関わり、特に基金への過剰な予算措置の減額案は私の調査・試算結果に基づくもので、補正予算審議の限られた期間の中で一定の貢献ができたことに大きな手応えを感じています。
予算委員会では政府の補正予算案と立憲民主党修正案が並行審議され、私も修正案提出者や石破総理への質問に立ちましたが、この並行審議も憲政史上初めての出来事となりました。
このように与野党伯仲状況によって国会が機能する状況へ改善しています。
会期延長になったことで「学校給食無償化法案」を立憲民主党を中心に日本維新の会、国民民主党とともに国会提出にたどり着けました。
次期通常国会での可決成立を目指します。
衆議院文部科学委員会での可決可能性は高まっているとの認識です。
地元北九州市の国への要望も着実に実るよう、地元選出代議士として引き続き党派を超えて力を合わせます。
このように先の衆議院選挙でいただいた野党過半数の民意に応える国会活動を新しい年に向けても積み重ねていきます。
引き続き応援よろしくお願いします!
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)