北九州港の洋上風力発電関連産業の拠点化、機能拡充に資する支援をすべき 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
2023年2月20日 予算委員会第八分科会
○城井分科員
続きまして、北九州港における洋上風力発電関連産業の拠点化について伺います。
洋上風力発電の普及を支える基地港湾及び作業船基地の整備については、発電事業者の洋上ウィンドファーム建設に欠かせない施設であることから、引き続き、事業計画に合わせた整備予算を確保する必要があります。
また、風力発電関連企業の進出、更なる風車の大型化及び洋上ウィンドファームの大規模化に対応するための基地港湾に隣接する岸壁の機能強化や、浮体式の導入進展に対応する新たな基地港湾の指定など、北九州市の総合拠点の機能拡充に資する支援を行う必要があります。
大臣、令和5年度も、政府において予算措置等を含めてこの必要な取組、やっていただけますでしょうか。
今後の取組をお聞かせください。
○斉藤(鉄)国務大臣
北九州港につきましては、令和2年9月に、洋上風力発電の設置及び維持管理に不可欠となる基地港湾として指定させていただきました。
埠頭を貸し付けることができるようにするとともに、令和2年度よりこの北九州港の港湾施設の整備に係る予算措置をずっと講じてきているところでございます。
また、北九州市の総合拠点の機能拡充に資する支援については、今後も、海洋再生可能エネルギー発電設備に係る技術動向等を踏まえつつ、必要に応じ検討してまいりたい、このように思っております。
○城井分科員
ありがとうございます。
ここでは、洋上風力発電関連産業の拠点化に関して国土交通省に関わる部分について大臣に今伺いましたが、北九州市では、環境と経済の好循環によるゼロカーボンシティーの実現に向けて、地域エネルギー会社を核として、風力、太陽光、バイオマス等の再生可能エネルギーや水素エネルギーなど、地域の特色を生かした脱炭素エネルギーの最大導入と、そして地産地消を推進しています。
こうしたエネルギー産業全体の総合拠点化に向けても、政府として引き続き支援をいただくようにお願いしたいというふうに思います。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)