5月26日予算委員会質疑の振り返り 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
去る5月26日に予算委員会で質疑の機会をいただきました。NHK中継もあり、たくさんの応援激励をいただきました。
本当にありがとうございました。
党の指示があり、冒頭に吉川元農水相の有罪判決や細田議長のセクハラ疑惑を始めとした一連の言動、知床遊覧船事故問題について岸田総理や斉藤国土交通大臣に直接質しました。
セクハラ疑惑については、第三者を交えた客観的な事実確認とセクハラされた(とされる)側の受け止めが重要との観点から自民党総裁としての岸田総理に第三者による調査の指示を促しました。
セクハラした(とされる)側の一方的なコメントや説明だけではセクハラ疑惑の解決には不十分だということを踏まえての対応が必要だと強く訴えました。
知床遊覧船事故問題については、運営が杜撰過ぎた事業者の責任が大き過ぎますが、二度の事故の後に国が特別監査をしていたのにこの惨事を招いた国の安全チェックの杜撰さも改めて指摘し、安全対策強化を促す中小船舶事業者や海上保安庁への予算措置による支援拡充などを岸田総理に強く求めました。
原油高騰対策としての航空機燃料への支援についても取り上げました。
コロナ禍で傷んだ公共交通は多いですが航空業界への支援継続も大変重要です。
今回の質疑では主に教育費の負担軽減を取り上げました。
民間の調査を引用し、子どもの貧困が学力の格差だけでなく、人生の選択の幅を狭めていることが明らかになったと指摘し、政府に取り組みの強化を求めました。
岸田総理は、これまでの様々な施策と子ども家庭庁による充実で対応していくと述べました。
年間10万円を超える「隠れ教育費」となっている給食費や学用品費などの学校教育費への支援拡充、全額支給が年収270万円以下の世帯は学生に限られる高等教育修学支援の「支援の崖」についても取り上げました。
しかし、これまでの国会審議ではこども施策がどのように具体的に改善され、どのくらいの予算が計画的に確保されるかまったく明らかではないのが実情です。
引き続きチルドレンファーストの政策実現へ、具体策も財源確保も提案しながら政府に改善を促します。
以下、立憲民主党のホームページの記事を参考まで。
【衆予算委員会】城井議員、経済的理由で子どもの人生の選択を狭めることがないよう政府に求める
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)