乗客の安全確保を最優先に安全対策強化に向けた十分な予算を確保すべき 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

2022年5月18日 国土交通委員会

○城井委員
結びに、本日の質疑、答弁を踏まえて、大臣、通告はしていないんですが、お伺いしたいと思います。
乗客の安全確保は最優先でなされるべき、ここは間違いないと思います。
ただ、一方、旅客船は、この間、新型コロナで乗客が減少しています。
今後、先ほどのいかだなども含めて、仮に安全対策の充実ということで船舶の設備の充実などを求めますと、中小規模の事業者は経営問題に直面するというふうに考えます。
ですので、地域の実情に合った細やかな対策は必要ですし、そうした予算面での支援も必要だと。
今日議論になりました海上保安庁の体制の充実にも予算が必要だと思います。
そこは、政府・与党がまずは後押し、我々も応援したいというふうに思いますが、そうした安全対策強化に向けた予算は必ず必要ですし、補正予算での対応も含めてやるべきではないかと思うんですが、最後に大臣、一言決意をお願いできますか。

 

○斉藤国務大臣
安全対策について、先ほど申し上げましたように、今、有識者の検討委員会で議論を進めております。
その結論、これは確実に実行したいと思いますし、そのときいろいろかかる予算については、これをしっかり確保していくということで、頑張りたいと思います。

 

○城井委員
今回議論される補正予算の中では、この船の安全対策についての追加の支援というのは考えられるんですか。
これは提起をされるんですか。

 

○斉藤国務大臣
今、検討委員会で議論をしておりまして、その検討委員会の結論がちょっと今回の補正予算に間に合うというタイムスケジュールではないと思いますけれども、いろいろな、あらゆる形でしっかりとした、財政支援が必要であれば、その財政支援を図っていきたいと思っております。

 

○城井委員
先ほど申しましたように、海上保安庁にしても、そして中小の観光船、遊覧船の事業者にしても、自力で何とかできるだけの財力、そして予算の余裕があるわけではありません。
今回の、一、二歩踏み込んだ対応をするためには予算の後押しが必須であるというふうに思いますので、この点を是非お願いさせていただきまして、時間が参りました、質疑を終わりたいと思います。
ありがとうございました。

 

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)