「農業用植物の優良品種を確保するための公的新品種育成の促進等及び在来品種の保全に関する法律案」を衆議院に提出 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

 

6月11日、立憲民主党、共産党、国民民主党、社民党の4党は、「農業用植物の優良品種を確保するための公的新品種育成の促進等及び在来品種の保全に関する法律案」を衆議院に提出しました。

同法案は、地域における農業の基盤である農業用植物の優良な品種を確保する上で農業用植物の新品種の育成および在来品種の保全が重要であることから、(1)公的新品種育成の促進、(2)公的育成品種の有効かつ適正な利用、(3)在来品種の保全、(4)種苗の生産に係る技術を有する人材の育成に必要な措置を講ずるよう求めるものです。

公的機関での新品種の促進と、地域にある伝統的な在来種を探索、保管・保全していく政策を促すことが狙いです。在来種や種取りなどの技術が失われがちな状況での人材育成支援も進めます。

種子法や種苗法のこれまでの改正で、許諾料によって農家の負担が増大したり、我が国の機関で培ってきた種や苗の情報が民間や海外に流出する影響が出たりなど様々な懸念が続くところですが、そうした懸念への対応とともに、公的機関の新品種促進や地域にある伝統的な在来品種の保全などにも力を尽くしていきます。

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)