安全保障は「次の与党」を担うつもりで現実的な提案が大事 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

 

 

5月25日、午前中はチラシやウェブの原稿書きに集中しました。

 

お昼にウェブ代議士会、午後に本会議で議了案件の処理。

海上交通安全法改正案も全会一致で可決成立しました。

 

午後に外交安保主権調査会の役員会に国土交通部会事務局長として出席、立憲民主党が議員立法で準備中の領海警備強化・海上保安体制強化法案について対応協議しました。

 

続いて外交安保主権調査会会議に出席、まず土地利用状況調査利用規制法案の経過報告を聞きました。立憲民主党の修正案素案をもって与野党交渉を行っていただいていますが難航しているようです。

私のように、よからぬ勢力から国の安全を守る手段を具体的に準備すべきと思っている議員からしても、私権制限や刑事罰導入について懸念を持つ他の議員からしても、現在の政府提出法案のままでは問題ありとの認識を会議の議論で確認しています。

今後も申し上げるべきは申し上げ、与野党協議と委員会審議を見守ります。

 

次に外交安保主権調査会で、スプラトリー諸島でのフィリピン政府等の対応や小笠原諸島での日米海保合同訓練の状況、尖閣諸島での海上保安庁や海上自衛隊の対応について政府から聞き取りを行いました。

それらを踏まえながら、立憲民主党提案予定の議員立法「領域警備強化・海上保安体制強化法案」の内容について議論しました

私からは領域警備強化、とりわけに体系的かつ計画的な海上保安体制強化の法定化が重要であること、国内治安維持のための警察権強化に特化する点が今回のポイントであり海上保安庁を中心にした国内治安維持に関して他国からとやかく言われる部分はないこと、検討中の我が国を害する可能性がある船舶の事前通報については国連海洋法条約に則った形で沿岸国の規制として法制化可能であれば記載してはどうかという趣旨を意見として述べました。

 

土地利用の調査・規制についても、海上保安体制強化についても、我が国民と我が国を守るために必要な手段にしっかり手を尽くせるように、今は国政野党の立場ですが次の与党を担うつもりで党派を超えて現実的な提案を含めて引き続き取り組んでいきます。

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)