関門ルートは老朽化著しい、下関北九州道路は国主導で整備を 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

 

 

2021年2月25日(木)衆議院予算委員会第8分科会

 

○城井分科員
続きまして、下関北九州道路の取組についてお伺いをいたします。
本州と九州を結ぶ機能はこれまで関門トンネルと関門橋が担ってきましたが、関門国道トンネルそして関門橋の老朽化は大変著しい状況にあります。
災害時や事故時の周辺の渋滞の激しさは論をまたず、代替機能確保の声は年々強まるばかりであります。
下関北九州道路については、北九州市とそして下関市の都市部を直結する機能の議論に矮小化することなく、コロナ後の本州と九州を結ぶ物流の重要ルートとして、国が主導して必要な取組を進めていただきたいと思います。
今年度から行われている国による直轄調査の進捗状況と、地元自治体から要望が強い重要物流道路への指定を含めた整備に向けた国の取組の今後の見通しを、大臣から示していただけますか。

 

○赤羽国務大臣
下北道路につきましては、これももう長年、福岡県知事、山口県知事、また与党の国会議員の皆さんからも早期実現の要望を何度も受けておりまして、私自身も、地元、これも視察させていただいたところでございます。
国交省といたしましては、地元の自治体と連携しながら、海上部を橋梁形式とすることを決定した上で、昨年12月の有識者委員会において、概略ルートを3つの案から1つの案に絞り込んだところです。
現在、環境影響評価、また都市計画の手続を進めているところでございます。
また、重要物流道路の指定につきましては、この計画の具体化が図られた後に改めてしっかりと判断をしてまいりたい、こう考えております。

 

○城井分科員
ありがとうございます。
安全確保、そしてリダンダンシーの確保の観点からも重要な取組かと存じます。
一つ一つ、引き続き国としての取組を加速いただけることをお願いしたいと思います。
よろしくお願いいたします。

 

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)