北九州空港・災害時の海上アクセス、船舶による体制を構築すべき 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

 

 

2021年2月25日(木)衆議院予算委員会第8分科会

 

○城井分科員

続きまして、災害時における代替アクセス手段の確保について伺います。

2020年4月に第七管区海上保安本部の北九州航空基地が福岡空港から移設をされ、北九州航空研修センターも新設されることとなりました。

北九州空港が災害時の緊急輸送拠点として機能発揮することが一層重要となっています。

この北九州空港での災害時における代替アクセス手段の確保について、国土交通大臣からも、昨年の予算委員会分科会での私の質問に対して、北九州空港におけるBCPの策定協議会、これは2019年1月に設置をされまして、同年の3月に空港BCPが作成された、それから、地元からの協議会の報告書を受けて国交省としてもしっかりと協力をしていきたい、こうした大臣答弁があったところです。

大臣、あれから1年であります。国土交通省として、この一年でどのように協力をして、今後どのように協力をする考えか。

船舶による海上アクセス手段の構築など、具体化を加速すべきだと考えます。

大臣の見解をお示しください。

 

○赤羽国務大臣

災害時の代替手段を構築するというのは非常に大事だというふうに思っておりますが、この空港を結ぶ定期航路、現在ありませんので、海上アクセスの構築に当たりましては、空港周辺で船舶を保有する関係行政機関、また民間企業と調整を行ってまいりました。

その結果、民間の船会社から協力が得られることになりましたので、当該船会社との間で、災害時の代替輸送に係る協定の締結をやるということで、しっかり進めているところでございます。

 

○城井分科員

ありがとうございます。

協定の締結へということで、大変心強い答弁だったかというふうに思います。

実際に災害時の取組をしていくにいたしましても、この北九州空港へのアクセスが現在は連絡橋一本ということでありますので、複数化することは、これは最小限だというふうに思っています。

いつも使うかというのはまた別だというふうに思いますので、そうした非常時の対応ということを念頭に置いての取組を急いでいただければということを、改めてお願いしたいと思います。

 

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)