第1回高速道路耐震偽装問題野党合同ヒアリング(衆議院議員 きいたかし 福岡10区 北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

 

 

11月9日、第1回高速道路耐震偽装問題野党合同ヒアリングに出席、中央自動車道をまたぐ橋梁の耐震補強工事における施工不良への対応を国土交通省から聞き取りしました。(画像にて国土交通省提供資料を添付)

 

 

 

ロッキング橋脚の危険性が指摘される中行われた耐震補強工事で、発注者も施工者も明確なのに少なくとも鉄筋8本がない状態で放置され利用者の安全が脅かされたのはなぜか。

国土交通省は施工者が請け負った過去10年の工事についても調査する意向です。

 

 

 

 

まず、どこで施工管理が崩れたのか。
配筋検査を発注者(この場合は国土交通省やNEXCO)が行ってから生コン入れなど次の工事を進めるのが当たり前のはず、というのが業界関係者からの聞き取りです。

発注者が見逃した(目をつぶった)のか、施工業者が虚偽の報告をしたのか、イレギュラーなことがなければこうはなりません。

 

 

 

次に、第三者機関による調査を最初からやるべきではないか。
国土交通省はNEXCOや施工業者に確認や調査を求めていますが、国土交通省の担当者も含めて皆当事者であり、当事者による証拠隠滅などの恐れがあります。客観性、公正性をきちんと担保した調査をすべきです。

 

 

 

 

今後の国土交通委員会でもこれからの高速道路や橋梁の安全確保のためしっかりと事実確認と検証、運用改善、責任の明確化に取り組みます。

 

 

 

 

 

 

衆議院議員 きいたかし 福岡10区