【回答あり】文部科学省は「優先すると言っての営業」がルール違反か明確にすべき 衆議院議員 きいたかし 福岡10区 (北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
大学入試共通テスト、英語民間試験問題について国会で確認を続けています。
以下、4つの確認をして回答を得ました。
〈2019年10月11日分〉
1. 英語民間試験問題、実施団体が公開会場として学校を借りる場合に自校生徒を優先すると言って営業するのはルール違反か文部科学省に確認している件、ウェブサイトにも再回答を掲載し、ルール違反か明確にするよう改めて確認しました。
回答概要→ 他校生徒など向けに2倍以上の会場を確保するとしており不適切とまでは言えない。止めるよう要請はしない。公開会場なのに自校生徒を優先した結果、他校生徒や浪人生が受けられず他の会場に回される可能性はある。
以下、文部科学省の回答を貼ります。
<10月11日の御質問について>
○ 大学入試英語成績提供システムに参加する資格・検定試験の申込の受付及び受験生の試験会場への割当ての方法は、各試験実施団体において決定されるものであり、文部科学省としては、できるだけ多くの受験生が便利な場所で受験できる環境を整備することが重要であり、受験生の試験会場の決定に当たっては公平・公正な観点に配慮すべきと考えています。
〈2019年10月15日分〉
2. GTECで共通テストに参加、共通IDの発行対象になるのはどの版?
回答概要→ 共通テスト版のみ。アセスメント版や検定版は対象外。共通ID案内の記載不足には対応検討する。
以下、文部科学省の回答を貼ります。
<10月15日の御質問について>
○ GTECについては、「大学入学共通テスト版」・「検定版」・「アセスメント版」の3種類と承知していますが、大学入試英語成績提供システムに参加するのは「大学入学共通テスト版」であり、「Advanced」・「Basic」・「Core」・「CBT」という4種類の中から受験生が選択することとなります。
3. 実施団体の第三者評価の受審状況、特に受審中となっている詳細について
回答概要→ GTECと英検が第三者評価を受審中。
以下、文部科学省の回答を貼ります。
○ GTECについては、第三者評価を受審中であると承知しています。なお、第三者評価の受審については、試験実施団体の任意によるものですが、大学入試英語成績提供システムに参加する全ての資格・検定試験が第三者評価を受審済み又は受審中であると承知しています。
4. 「英検2020 1day S-CBT」 現高3生が学校経由で申請した場合、共通ID通知ハガキは本申込に間に合うのか?大学入試センターに問い合わせたら個人もうしこみをと言われた方が。どちらが本当?
回答概要→ 学校経由でも間に合うように大学入試センターが準備中だが、現時点で全員に確実に届くと明言できない。システムの準備であり急げる時間に限界あるが間に合うように準備急ぐ。
以下、文部科学省の回答を貼ります。
○ 共通IDの申込みについて、今年度の高校3年生のうち、学校経由で申込をする場合、共通ID通知はがきの発送が「英検2020 1day S-CBT」の本申込時期に間に合うよう、大学入試センターで準備中であると承知しています。なお、集中発行申込期間(11月1日~14日(11月14日消印有効))に、個人で直接大学入試センターに申し込んでいただければ、共通ID通知はがきの発送時期は令和2年1月中旬となります。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区