3年生になる前に英検準2級~準1級に合格していても、それは全く考慮されないのか? 衆議院議員 きいたかし 福岡10区 (北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
大学入試共通テストへの英語の民間試験導入についていろいろ質問をいただきます。
関係者が受ける一番多い質問は、「3年生になる前に英検準2級~準1級に合格していても、それは全く考慮されないのか?」というものでした。これについて、文部科学省に直接聞いてみました。以下、回答です。
○ 「大学入学共通テスト実施方針」(平成29年7月)に基づき、共通テストの枠組みで実施される英語の資格・検定試験については、受験生の負担や高等学校教育への影響等を考慮し、高校3年の4月から12月の間の2回までの試験結果を活用することを原則としています。
○ 何らかの事情により、高校3年時の試験結果を活用することができない受験生に対する配慮も必要であるとの高校関係者からの指摘を踏まえ、昨年8月、「大学入学共通テスト実施方針」(追加分)を策定しました。
○ 具体的には、経済的に困難な事情を有する場合や離島・へき地に居住・通学している場合、病気等で一定期間入院した場合については、高校2年時の試験結果の活用を認める例外措置を定めるとともに、その運用ガイドラインを本年3月に策定・公表したところです。
○ 仮に、高校2年時に英検準2級~準1級を受験し、上記の例外措置に該当する場合、別紙に示す試験結果を活用することを認めています。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区