物価高対策を最優先に・・・第219回臨時国会閉会にあたって 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

皆さんこんにちは。衆議院議員のきいたかしです。

12月17日、第219回臨時国会は閉会を迎えました。物価高が長期化し、家計や事業者の負担が一段と重くなる中で開かれた臨時国会でした。

私は今国会で、初めて総理大臣の所信表明に対する代表質問に立つ機会をいただきました。

日頃から地元・北九州市で伺ってきた、食料品価格や光熱費の高騰、ガソリン代の負担、公共交通や中小事業者への影響など、現場の切実な声を一つ一つ整理し、高市総理に直接質しました。

机上の議論ではなく、生活の実態に根差した政治を実現することが、今こそ求められていると強く訴えました。

また、立憲民主党政務調査会長代行として、党の「緊急経済対策」の策定・提案に中心的に関わりました。

給付と減税の組み合わせ、ガソリン・エネルギー価格対策、子育て世帯や低所得世帯への重点支援など、物価高から暮らしを守るための具体策を示し、その裏付けとなる財政面・制度面の検討にも力を注ぎました。

国会質問や対案の準備には、相当のエネルギーを費やしました。

今回の臨時国会では、政府の補正予算案に対し、立憲民主党は公明党と共同で組み替え動議を提出しました。

緊急性の乏しい事業が積み上がり、予算規模が膨らんでいる点を正し、本当に必要な分野へ重点配分することを目指しましたが、残念ながら修正は実現しませんでした。

一方で、政府提出法案11本と国会同意人事については、内容を精査した上で、すべてに賛成しました。

議員立法は10本を提出し、そのうちガソリン暫定税率廃止法案をはじめ5本が成立しました。

また、修正案を3本提出し、2本成立しています。

私たちは、反対のための反対は行いません。

内容を見極め、賛成すべきものには賛成し、問題があれば対案を示す、是々非々の姿勢を一貫して貫いています。

今年の通常国会においても、立憲民主党の賛成率は約9割に達しました。

この姿勢は、今後も変わることはありません。

年末には、来年度予算案の閣議決定が見込まれています。

引き続き、物価高対策を最優先課題として、国会論戦や政策提案を通じ、暮らしを守る政治を実現するため全力で取り組んでまいります。

現場の声を国政に届ける。

その原点を忘れず、これからも活動を続けていきます。

引き続きのご支援をお願いいたします。

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)