写真で振り返る代表質問 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

― 11月4日、本会議の一日を通して ―
11月4日、高市総理の所信表明演説に対する代表質問の出番をいただきました。
緊張と責任を感じた一日を、写真とともに振り返ります。(長文注意)

代議士会での決意表明
本会議の前には、立憲民主党の代議士会が開かれました。
国対委員長の挨拶、議院運営委員会からの議事報告に続き、質疑者として私からも一言。
野田佳彦代表に続いて登壇し、代表質問に臨む決意を述べました。

終了後には、多くの同僚議員から激励の言葉をいただきました。
張りつめた気持ちの中にも、仲間の支えが大きな力になります。
本会議場に入ると、いよいよ緊張感が再び高まりました。

本会議、いよいよ出番へ
本会議が開会。まず野田代表、次いで自民党の質疑者が登壇しました。
総理の答弁が予想より短く進行が早まったため、10分の休憩を挟んで私の出番は予定より早い15時に。
玄葉光一郎副議長から名前を呼ばれ、壇上へ。
高市総理、各大臣、副議長にそれぞれ一礼し、演台に立ちました。
胸の奥で深呼吸をひとつ。
気合を入れ直して、質問を始めました。

約8,800字、28分半の代表質問
今回用意した質問原稿は約8,800字。
何度もリハーサルを重ね、時間配分や語調まで確認して本番に臨みました。
本会議場の静けさの中、演台から見渡すと各党の議員、そして総理・閣僚の姿。
一言ひとことに重みを感じながら、28分半かけて読み切りました。

「強い経済」の裏にある課題を問う
質問では、高市総理が掲げる「強い経済」「成長と分配の好循環」などの理念について、
実現のための具体策と財源を丁寧に問いただしました。
特に、
物価高対策と家計支援
基金の積み過ぎの是正と財源の透明化
教育・子育て支援の拡充
といった暮らしに直結する分野を中心に質問しました。
答弁は「検討を進める」「今後の課題」といった抽象的な表現が多く、
理念先行で具体策に乏しい印象でしたが、
高市内閣として初めて総理答弁を確認した政策分野も多く、
今後の議論の出発点として重要な機会になりました。

今後に向けて
今回の代表質問で得た課題と手応えをもとに、
今後の予算委員会や各常任委員会で、より具体的な政策論議を深めていきます。
国会での質疑は「一問一答」ではなく「積み重ね」。
答弁の曖昧さや不足を、次の機会にどう詰めていくかが勝負です。
最後に
初めての代表質問を終え、あらためて国会の重さと責任を感じました。
支えてくださった多くの方々、激励をくださった仲間の皆さんに心から感謝します。
これからも、地域の声と暮らしの実感を国会へ確実に届けてまいります。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)







