所信表明演説への代表質問に立ちました 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

令和7年11月4日、高市内閣総理大臣の所信表明演説に対する代表質問の機会をいただきました。

初当選以来22年間で初めてのことです。

応援激励いただいた全ての皆様に心から感謝します。

少し質疑を振り返ります。

30分の質問の後に高市総理から答弁いただきました。

予算委員会などと違って長く感じた方も多かったと思います。

質問した私も悪戦苦闘しました。

決まり通り金曜日には30分の分量の質問を内閣総務官室に通告をしました。

私は2つのことを主に試みました。

一つは発足したての高市内閣が焦点課題に対して何をやり何をやらないのか明らかにすることです。

いつまでに、具体的に何を、誰の責任で、いくらの税金をどの財源からまかなって行うのか。

これをはっきりさせるべく、賃上げや社会保障、インテリジェンス、積極財政の財源、教育、インフラ老朽化など丹念に質問しました。

高市総理からは具体的な取り組み指示や政策財源についての答弁はほとんどなく、総理が逃げた印象でした。

もう一つは、現場の声を踏まえた具体的な政策提案を示し総理に改善を促すことです。

例えば、介護や保育、公共交通や運輸、公共事業など公定価格や行政の規制の影響を受ける職種に賃上げの原資を届けて支援すべきだ、と迫りました。高市総理からは、

「公定価格について、賃上げや物価高を適切に反映させるとともに、報酬改定の時期を待たず、経営の改善や職員の方々の処遇改善につながる措置を行い、効果を前倒しいたします。」など、一定の前向きな答弁を勝ち取れました。

引き続き政策実現を後押しします。

私の質問に対する総理答弁は全体的に「検討」のオンパレードでした。

積極財政の政策財源(税収増、国債増発、増税)など国家運営に大きく関わる総理の基本的な認識が明らかにならないと国会議論が深まりません。

答弁で政治の方向性を示すチャンスなのに悪い意味で官僚組織に丸投げとなる恐れも増します。

今後予算委員会などの場でさらに質します。

(ご参考)
【衆院本会議】城井議員、「経済対策と持続的賃上げの実現を」(立憲民主党ホームページ)
https://cdp-japan.jp/news/20251104_9814
↑私の質問全文をお読みいただけます。

高市政権発足後初の与野党論戦…衆院本会議代表質問で物価対策や議員定数削減など巡る野党追及に首相答弁は?(日本テレビ)
https://news.ntv.co.jp/n/sdt/category/politics/sdd8e78b686bd147199c9104bf87df254d?


衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)