国による「置き配でのオートロック解除」推進は慎重にすべき 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

9月26日、国土交通省からいわゆる置き配でのマンション等のオートロック解除できる仕組みの導入について聞き取り、意見交換しました。

国土交通省からの説明によると、

・あくまで任意、記録は当然

・システム導入について、建物オーナーや管理組合の同意が必要(費用はシステム会社が負担)

・受け取り側が置き配に同意する必要

・1回きりのパスワードを使用

といった取り組みでセキュリティは保たれるとの説明でした。

私からは、

・まず宅配ボックスの設置を議論すべき。マンション内に不審者が入ることの不安感のほうが大きい。

・すでに民間業者からのオートロック解除による置き配を拒否する事例や民間業者がオートロックをすり抜けて置き配し、警察に不法侵入で被害届が出された例もあり、慎重な対応が必要。

・オートロック記録の扱いなど入居者のシークレットが適切に守られるかという点にも目配りが必要。

といった現場の心配の声を国土交通省に伝え、慎重対応を促しました。

引き続き現場の声を聞き、国に慎重な対応を促します。

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)