中野国土交通大臣に初質疑 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

3月14日、衆議院国土交通委員会委員会で質疑に立ちました。
たくさんの応援に感謝します。
以下振り返ります。(長文注意)

今回は、私が提案・実現した政策や地元・現場からの政策要望を国土交通大臣に直接質しました。

私が斉藤前国土交通大臣に提案・実現した公共事業の契約変更に伴う第三者チェックの導入について、その効果見積もりを確認し、税金のムダづかいを防ぐ観点でしっかり取り組むように改めて中野大臣にお願いしました。

公共工事の設計労務単価については、命を預かる交通誘導警備員が軽作業員より低い状況を改善すべくさらなる処遇改善を大臣に求めました。

地域公共交通の活性化及び再生に関する法律(改正地域交通法)に基づいた、持続可能な交通体系の構築に向けた取組みについては、再構築協議会の運びに苦労する地域が多い現状を改善するため国の積極的な関与を私から要望し、大臣からも積極的な支援を行う旨答弁いただきました。

石炭荷役を中心とした港湾への脱炭素化の影響については、国の脱炭素化政策に伴う石炭火力発電所の統合・廃止の影響で仕事を失う港湾労働者など関係事業者の雇用の公正な移行を国がしっかり関与して支援すべきと私から大臣に提起したところ、関係者の協議会で検討が始まっており国としても積極的に支援する旨大臣答弁で確認しました。

カボタージュ規制の堅持については、例外を認めず規制を堅持すべきだと私から主張し、大臣からもカボタージュ規制を堅持する旨明言いただきました。

北部九州の空港間連携については、福岡空港の増設滑走路の効果見込みを確認するとともに、北九州空港の滑走路延伸の進捗と見込み、アクセス向上や貨物取り扱いに国の支援充実を取り組むよう大臣に強く要望しました。

物流分野におけるドライバー不足の解消のための待遇改善については、第 213 回国会で成立した「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律及び貨物自動車運送事業法の一部を改正する法律案」が成立した折の附帯決議への対応状況、特に「トラックドライバーの賃金引上げの原資となる適正な運賃収受の実現」のための支援策を講じることについて、具体的な取り組みと実現時期の見通しを大臣に確認しました。

引き続き現場の声に基づき、国に改善を促します。

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)