立憲民主党が高校無償化拡充法案を国会提出　衆議院議員　きいたかし　福岡10区（北九州市門司区・小倉北区・小倉南区）

2025年2月14日夕方、立憲民主党は議員立法「高校無償化拡充法案」を衆議院に提出しました。

社会全体で子どもを育てる観点に立ち、物価高対策にもつなげるべく、高校の授業料無償化の拡充を提案するものです。

国公私立問わずに所得制限を撤廃、私立向けの支援金額上限を私立高校の授業料平均約45万円（現在は約39万円）まで引き上げ（私立高校に「キャップ制」は適用しない）、合わせて公立高校支援を施設整備を中心に拡充する内容です。

すでに実施されている東京都での方式を全国展開することが念頭にあります。

先行実施された大阪府では私立高校を選ぶ生徒が増えた一方、公立高校の定員割れが相次ぎ空白地域が生まれている上に公立高校の老朽化も著しいとの現場報告もあります。

私立高校では授業料に上限があるため「建学の精神」に基づく自由な教育を行いにくいことへの懸念も現場から聞こえます。

こうしたデメリットを最小化すべく、「キャップ制」は採用せず、公立高校の施設整備支援拡充を促す内容としました。

来年度予算案への立憲民主党修正案にも盛り込みました。

必要額は総額3709億円と試算、財源確保も具体的に提起しています。

実現へ引き続き努力を重ねます。

衆議院議員　きいたかし　福岡10区（北九州市門司区・小倉北区・小倉南区）