「家計が第一」立憲民主党予算修正案を発表 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
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2025年2月14日、立憲民主党は、かねてより準備していた令和7年度予算案への修正案を野田佳彦代表から発表しました。
以下、内容を少し説明します。
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「家計が第一 ムダな予算を生活応援へ」
物価高対策の速やかな実現を目指し、国民の負担を減らす予算(ガソリン減税や防衛増税の中止、教育費負担軽減(学校給食無償化、高校無償化拡充))や国民の収入を増やす予算(介護・障害福祉、保育・幼稚園職員の収入アップ、130万円のガケ対策、中小企業社会保険料負担軽減、高額療養費負担上限引き上げ凍結)を確保します。
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衆院選公約など、実現すべき政策はたくさんありますが、予算案の既存の項目の修正で対応可能な、予算案の「国会修正」(国会の審議権)の範囲での提案を行いました。
政府に項目の新設など予算案の出し直しを求める「政府修正」も検討しましたが、政府の準備に数週間を要して予算審議が大幅に遅れることが見込まれ、物価高対策の速やかな実現を目指す我々としては、国民生活への影響を鑑みて「国会修正」を目指すこととしました。
また予算修正項目の絞り込みに当たっては、必要額の試算など政策議論の熟度が高く、予算委員会での議論でも問題の所在や政策財源のメドを確認できたものを優先して盛り込みました。
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その政策財源について、増税をせず、赤字国債を発行せず確保すべく、本気の歳出改革などによって予算の優先順位変更や政府基金の見直し(私が試算・提起した約7.8兆円の「積み過ぎ」基金も一部活用)を行い必要額を確保しました。
恒久財源確保に向けては、令和8年度予算の議論の折に予算案概算要求段階から我々の求める政策項目の盛り込みを求めるとともに、日銀保有ETFの分配金活用や役割を終えた租税特別措置の見直しなど別の手段で数兆円単位の財源確保を提起すべく精査と準備を続けます。
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私は修正案作成チームの一員として実務を担い、メディアへの事前説明も行いました。
夕方には自民党と公明党、立憲民主党による第一回予算修正協議に出席、立憲民主党修正案を説明しました。
来週には与党側から一定の回答が来る見込みです。
物価高対策をはじめ国民生活に寄り添う政治を予算の国会修正を通じても実現に全力を挙げます。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)