「熟議と公開」の国会とするため、予算案や法律案などの議論に必要となる根拠や情報を事前に国会へ共有するべき 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
2024年12月12日 衆議院予算委員会
○城井委員
本来は当初予算できちんとその議論をしておくべきだということを一つ申し上げ、そして、補正予算の中でも、先ほどの事情は変わって急ぐんだという話のところも、きちんと根拠、そしてその理由を我々に詳細に示していただけているかというと、先ほど提出者の階議員からもございましたように、与野党の情報格差がございます。
与党では十分に事前審査の中で確認ができているかもしれません。
今次補正予算、案が提出されて、我々に出された数字、説明というのは限られているわけです。
令和6年度補正予算の措置額の中で、年度内にどれだけ使いますかという答えも聞かせてもらえないような情報格差です。
これで、先ほどの予見可能性をという話を言われても、我々としてはチェックのしようがない。
総理、熟議と公開のためにも、是非そうした事前の情報共有について、与党並みに野党にしていただくということをお約束いただきたいと思いますが、お願いできますか。
○安住委員長
時間が参っておりますので、手短に。
○石破内閣総理大臣
御趣旨はよく理解をするところでございます。
ですから、審議を十分いただくためには、情報というものを可能な限り野党にもお示しをするということは、一般論として必要なことだと思っております。
与党に対しましても、企業秘密、そういうようなものについては一切公開はいたしておりません。
よく充実した議論をいただくためにも、情報の公開というものについて、私どもの中でもよく検討いたしてまいります。
○城井委員
能登復興支援最優先で頑張ります。
終わります。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)