基金事業の定量的な目標、適正性のチェックや検証は第三者が行うべき 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

2024年6月3日衆議院決算行政監視委員会

○城井委員
次に、定量的な目標の検証について伺います。
定量的な目標を全ての基金事業で記載するようにしたことは一歩前進だと評価をいたします。
一方、書かれた内容が目標として適切か、第三者からのチェックや検証が必要と考えます。
定量的な目標は、誰がどのようにその適正性をチェックしますか。
定量的な目標に問題があった場合にはどのように対応するか、大臣からお答えください。

○河野国務大臣
令和6年度から、基金も、シートではなく基金システムに入力をしてもらって、今年の9月には公表ができるようになると思います。
まずは各省庁でしっかり基金の見直しをしていただいて、9月をめどに公表したものを、今度は行革でしっかり見ていくことになると思います。
また公表いたしますので、臨時国会があれば、臨時国会で皆様からしっかり突っ込んで各省庁に質問をしていただくということもできるわけでございますので、そこは各省庁が責任を持って、9月の公表までに必要な見直しをしてくれるものと思っております。足らなければ、是非、皆様の方からしっかりと突っ込んでいただきたいと思います。

○城井委員
まずは各省庁、そして9月には行革の部局で、国会にもお願いしたい、こういう話かと思います。
ポイントは、各省庁の自己満足にしかならないようなお手盛りの目標ということにならないように、しっかりと当事者の自覚をいただきたいですし、また、当事者と異なる立場からのチェックも、是非、大臣におかれてもお願いしたいというふうに思います。

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)