点検前と点検後の区別ができるように基金シートを修正するべき 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
2024年6月3日衆議院決算行政監視委員会
○小川委員長
次に、城井崇君。
○城井委員
立憲民主党の城井崇です。
今回、質問の機会をいただき、誠にありがとうございます。
河野大臣、よろしくお願いいたします。
さて、本年4月22日、政府による基金の点検、見直し結果が公表をされました。
この間、私たち立憲民主党から、累次にわたり国会質疑などで政府基金の問題点を指摘、改善の提言も申し上げてきました。
この度の政府の取組により一定の改善が図られたことは率直に評価したいと思いますが、もう一押し改善いただきたい点もあります。
この点検、見直しについて、行政改革担当大臣に、以下、質問をいたします。
まず、令和5年度基金シート、点検前後の資料の混同について伺います。
政府基金の点検、見直しを受けて、各省庁において令和5年度基金シートをアップデートしたとの政府からの説明でしたが、資料そのものを比較すると、点検前と点検後の区別がつかない現状です。
資料を御覧ください。
実際に、衆議院調査局でも混同する事例もありました。
分かりやすく点検前と点検後の資料を区別できるように、全ての資料を御修正いただきたいと思いますが、大臣、いかがでしょうか。
○河野国務大臣
各省庁で、基金シート、点検前と点検後、しっかり項立てをしてリンクを張っていただいていますから、混同することはないと思います。
○城井委員
それを打ち出して印刷した後に混同する事例があったということで、御指摘を申し上げています。
ただでさえ200もある基金事業であります。
分かりやすい資料は、政府基金の透明化、見える化を図る入口となると考えます。
是非、リンクを張っているからということではなくて、資料実物の混同も防いでいただきたいということ、分かりやすい資料作成と発信をお願いしたいと思います。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)