カネで動かす政治をやめよう ・・・ 臨時国会を終えて 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
皆さんこんにちは。
衆議院議員のきいたかしです。
12月13日で第212回臨時国会が閉会となりました。
この国会は「物価高対策の速やかな具体化」が最優先事項と考え、党政調会長代理として「困った方への直接支援」などが柱の立憲民主党の緊急経済対策の取りまとめなどに先頭に立って取り組みました。
また国会では国土交通委員会で、地域の移動の確保のためのタクシーの規制改革の促進、ビッグモーター問題で揺らいだ車検制度の信頼回復と自動車整備業の風評被害防止などを国土交通大臣に直接質しました。
今国会での立憲民主党の内閣提出法案等への賛否結果については、内閣提出法案への賛成率が73.3%。議員立法については8本提出、うち2本が委員長提案で成立しました。
旧統一教会の被害者救済特例法には私達が議員立法案で求めた包括的な財産保全が盛り込まれませんでしたが検討条項として3年以内に速やかに検討するとの国会答弁を得たことで与党等の修正案に賛成することとしました。
特別職給与法改正案、いわゆる総理賃上げ法案には、大臣や国会議員など政治家由来の役職の賃上げをやらない修正案を私達から示しましたが与党の反対で実現しませんでした。
上がった国会議員ボーナスは立憲民主党を通じて内外の慈善団体に寄付しました。
一方で岸田政権は物価高に国民が苦しむ中で防衛増税、異次元の少子化対策での負担増、選挙対策の所得減税を打ち出しました。
給付金を年内に届けられないなど物価高対策が後手に回った上、国民にとっては増税が透けて見える減税には飛びつけません。
そもそもコロナ禍でルーズになった税金や保険料の使い道を洗い直す方が先です。
補正予算にも明らかに緊要性を欠く内容が含まれました。
所得税を見直すにしても応能負担を踏まえた税制全体の公平な見直しが必須です。
マイナ保険証は他人の情報の紐づけや医療情報の漏洩、請求の誤りなどトラブルが相次ぎました。
現在の利用率は国民全体の5%未満です。
来秋の廃止方針の撤回・延期を求める声は7割を超えていますが岸田総理は来秋廃止を改めて表明しました。
仕組みの安心が整うまで現在の保険証を存続すべきです。
さらに終盤に対応を追われたのは自民党派閥の裏金疑惑でした。
本当なら政治資金規正法違反や脱税といった違法行為です。
年末年始にかけて検察の捜査が本格化します。
これまでのうみを出し切り、カネで動かす政治はもうやめさせたいと思います。
北九州市と国の連携については12月から北九州空港の滑走路延長工事が始まるなど、着実に前進しています。
引き続き地元代議士として地元北九州市の発展へ後押しします。
ウクライナや中東、東アジアの情勢もあり落ち着かない年の瀬となりましたが、新しき年こそ暮らしに希望を見いだせる年となるよう政治の改革に邁進します。
引き続き応援よろしくお願いします。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)