新しい基金もコロナ支援も厳しくチェック 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
11月13日、午前中上京、午後から国会で政府などからの聞き取りを行いました。
文部科学省からはまず小中学校のタブレットPCの更新へ基金を作る件を聞きました。
まず買い替え対象の7割に当たる金額を都道府県の基金に積み、状況に応じ買い替えを進めていくとのこと。
自治体がやる業務外の仕事をお願いするのでその分事務費を計上するとの説明でした。
次に補正予算関連でJAXA法の改正案を聞き取りしました。
宇宙産業の研究開発の委託や助成金交付のため10年間で1兆円の基金を新たに作りたいとのこと。
初年度は3,000億円。
事務費が3%と聞いて詳細資料をお願いしました。
既存の組織があるのに90億円も事務費に費やすとしたら疑問です。
補正予算関連で地方交付税法の改正案も総務省から説明を受けました。
すでに使われた税収増分の使用前の金額に地方交付税の料率を掛け算して交付税額を定める仕組みに目を凝らします。
総務省からは遠洋航海や離島で使えるスターリンクなどの衛星通信サービスのルールについて聞き取り。
領海外では他国の電波周波数に干渉する可能性があるので、いちいちスイッチを切る指導をされているとの現場聞き取りに基づき、理由や今後の対応を確認しました。
国際ルールに則っているのが理由なものの、干渉可能性が低いエリアでは使えるように日本政府として検討を重ねるとの回答を得ました。
会計検査院にも話を聞きました。
国立大学法人向けのコロナ学生支援金がたくさん余っている件。
文部科学省も国立大学法人も今後の見通しの検討不十分なまま漫然と繰越していたことを会計検査院が鋭く指摘しています。
会計のプロはさすがです。
国会からも是正を促します。
新しい基金もコロナ支援も引き続き厳しくチェックします。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)