海上における情報通信インフラ整備に関する質問主意書 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区) 

令和五年六月十四日提出

質問第一〇三号

海上における情報通信インフラ整備に関する質問主意書

衆議院議員 城井 崇

海上における情報通信インフラ整備に関する質問主意書

海上における情報通信インフラ整備に関して、以下質問する。

一 船員の職場環境の改善、特に、海上における情報通信インフラの整備は、地域社会や家族と遠く離れた海上という特殊な環境下で就労する船員にとって、安全運航に不可欠な気象・海象情報の取得や、緊急時の無線医療体制の維持だけでなく、家族とのコミュニケーションや陸上社会とのつながり、船員のメンタルヘルスの維持などの観点からも必要不可欠である。船員や船員のご家族には、「音声通話も難しいのが現状」、「米国の民間企業が運用している衛星コンステレーションのトライアルを実施しているが利用料金が高額」との意見がある。海上においても、陸上と同じ情報通信サービスが利用できるよう、高速通信が利用可能となる海上ブロードバンド設備の設置促進や利用料金の低廉化にむけて、政府は必要な支援を行うべきであると考える。政府の認識を明らかにされたい。

右質問する。

令和五年六月二十三日受領
答弁第一〇三号

内閣衆質二一一第一〇三号
令和五年六月二十三日
内閣総理大臣 岸田文雄

衆議院議長 細田博之 殿

衆議院議員城井崇君提出海上における情報通信インフラ整備に関する質問に対する答弁書

一について

 御指摘の「海上における情報通信インフラの整備」の具体的に意味するところが必ずしも明らかではないが、政府としては、海上において利用可能な通信システムの多様化を進める等、海上において船員がニーズに応じて通信システムを利用できる環境の整備に努めてまいりたい。

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)