港湾施設、周辺道路の老朽化対策、航路の安全確保についても脱炭素化と同時並行で行うべき 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
2022年11月2日国土交通委員会
○城井委員
地方港湾を管理する自治体においては、別の悩みがあります。
老朽化した港湾施設やトラック等の通行が著しい周辺道路の改修すら追いつかない現状であり、脱炭素化に向けた自治体独自での新規の設備投資の予算確保はかなり困難を極めることは明白だというふうに考えます。
水深確保が必要な航路のしゅんせつなど、航路の安全確保についても同様です。
こうした港湾施設、周辺道路の老朽化対策、航路の安全確保について遅滞なく行っていく必要がありますが、これは脱炭素化とともに同時並行で行うということで、大臣から明言をいただけますでしょうか。
○斉藤国務大臣
港湾管理者において限られた人員、予算の中で効率的かつ効果的に港湾施設の老朽化対策や安全確保が可能となるよう、国土交通省として、技術、財政両面から支援を講じているところでございます。
技術面では、点検、維持管理に係るガイドラインや事例集を整理しております。
また、財政面では、集中的、計画的に老朽化対策を実施できるよう、令和4年度から個別補助制度を創設するとともに、安全確保の取組を防災・安全交付金により支援しているところです。個別補助金と防安交付金、この2本立てということでございます。
国土交通省としては、引き続き、技術、財政両面から港湾管理者をしっかりと支援してまいりたいと思っております。
○城井委員
その点、具体的にどのようになっていくか、引き続き注視をいたしたいと思います。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)