統計への信頼回復のため人員不足と専門知識不足を改善するべき 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

 

2022年5月18日 国土交通委員会

○城井委員
加えてもう一点、先ほど申しました3つ目と4つ目につきましては、国土交通省からも報告のありました、当面速やかに取り組む事項や今後の検討の視点で、我々からの視点がどのように踏まえて行われていくか、特に、人員不足と専門知識不足がどのように改善されるか、この点を具体的に大臣からお示しをいただきたいと思います。

 

○斉藤国務大臣
今月13日の再発防止検証タスクフォースにおいて、既に取り組んでいることも含めた当面速やかに取り組む事項と、再発防止策を取りまとめるための今後の検討の視点をまとめました。
まず、その中で、組織体制の強化につきましては、現時点において、本件の担当室を15名から22名体制に増強しております。
このほか、専門知識を有する職員育成のため、統計に関する研修の受講を徹底することとしています。
また、必要となる組織体制の強化や人材育成の充実に向けた検討を進めてまいりたい、このように思っております。

 

○城井委員
直近の国土交通省の統計不正のときにも人員不足の指摘はあったんですが、その後も起きた統計についての担当者は何人ですかと聞きましたら、上司1人、部下1人という状況でした。
今回、人数が増えたとしても、それぞれの統計についての手分けとなるならば、同じ状況が起こるのではないかということを心配いたします。
その点は是非徹底をいただきたいと思いますのと、もう一点、先ほどの既に取り組んでいる事項について、国土交通省に私どもからもお尋ねをしているわけですが、まだ具体的な説明がありません。
こうした積極的な情報開示についてもお取組をお願いしたいということを、この場で改めて要請したいと思います。

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)