東日本大震災の教訓を活かすこと 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)

 

東日本大震災の発災当時、私は議員会館の事務所におり、長時間の揺れに驚愕しつつも情報収集から動いたことを思い出します。

津波の映像があまりに衝撃的で今でも当時の映像を落ち着いてみることはできません。その後、義援金募金呼びかけや支援物資の段取りなど被災地支援に連日当たりました。

 

野田内閣で文部科学大臣政務官を務めた私は教育・スポーツ政策を主に担当する傍ら、文部科学省の震災対応を厳しく検証する役割を担うこととなりました。

 

“東日本大震災からの復旧・復興の取組に関する中間的な検証結果のまとめ(第一次報告書)について:文部科学省”

 

第二次報告書では特に、緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)の活用に問題があった点など、文部科学省の対応自体の問題も逃げずに厳しく指摘しました。

 

“東日本大震災からの復旧・復興に関する文部科学省の取組についての検証結果のまとめ(第二次報告書)について:文部科学省”

 

この検証報告書でまとめた10の提言と97の教訓は、その後、文部科学省による新型コロナ対応に見逃しがないかチェック項目として活用するよう私から当時の萩生田文部科学相に提案し、文部科学省で実際に活用されることにつながりました。

 

文部科学省に限らず、政府対応にも多くの課題と教訓があります。今後の災害等の対応にも活かしていかねばなりません。

 

 

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)