持続化給付金の不正受給、どのくらい返還されているのか 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)



2022年1月25日 衆議院予算委員会

○城井委員
持続化給付金の不正受給についても対応状況を確認させてください。
会計検査院によりますと、中小企業庁は令和3年9月までに、591件、給付額にして5億
8,958万円を不正受給と認定しました。
この時点で、返還金の一部又は全部が国庫に納付されていないものは222件、2億2,108万円だったとの検査結果でした。
現時点での不正受給の確認状況はいかがでしょうか。
返還金が国庫納付されていないものはどれぐらいか。
この不正受給の認定、返還について、経済産業大臣、お願いします。

 

○萩生田国務大臣
持続化給付金につきましては、1月24日現在、937件、約9億4,000万円の不正受給を確認しております。
このうち、約8割の749件、約7億5,000万円分については、年3%の割合で算定した延滞金に加え、元本と延滞金の合計金額の2割に相当する加算金も含めて返納を受けているところです。
また、未納分は、188件、約1億9,000万円となっております。
未納者に対しては、電話、書面により個別に督促を行った上、それでもなお支払われない場合には、訴訟手続による強制執行なども視野に入れ、国庫返納がなされるように取り組んでまいりたいというふうに思っております。
ちなみに、未納分188件のうち、既に約束をした納付期限を過ぎている87件につきまし
ては、経産省のホームページにて氏名、住所などの公表を行っております。
さらに、今後も、不正受給が疑われる案件が発見された場合には、引き続き、警察とも連携の上、調査を行って、不正受給認定をしてまいりたいと思います。

 

○城井委員
貴重な税金からの支援でございますので、この未納分の、今の、特に締切りを過ぎているものを含めての1億9,000万円、しっかり対応いただきたいということを改めてお願いしたいと思います。

 

衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)