クリスマスイブは国会で来年度予算案の聞き取り 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
12月24日、午前中に令和4年度予算案が閣議決定されました。
それを受けて立憲民主党では財務金融部会と国会対策委員会の合同で来年度予算案のヒアリングを行い、詳細を聞き取りました。
私からは、
小学校での教科担任制に950名の教員加配との案だが、公立小学校22,000校に950名では具体的に現場配置ができるのか、雀の涙ほどの配置ではないか、と財務省を質しました。
外部人材や中学校の専科教員の協力もいただきながら、との財務省回答で、中学校現場にしわ寄せがいくようでは本末転倒だとの印象が拭えませんでした。
また、基金の活用が予算の工夫だとの説明でしたが、既存の基金へのチェックが不十分なまま新たな基金に公金投入するのはいかがか、と意見したところ、財務省も賛意を示しました。
チェックはしているとの説明も、国会の役割は大きいと考えています。
通常国会の予算委員会で具体的に質していきます。
政策改善のインセンティブとして国立博物館や国立美術館への競争的資金割合の増加や民間資金活用例などが予算案にありましたが、博物館や美術館の収益改善は、世界を見渡しても特別展示のチケット収入や出口付近のお土産屋さんの売り上げによるところが大きく、競争的資金などは馴染まないのでは、と私から意見しました。
財務省からは強制するものではなく現場状況を見ながらとの回答がありました。
実態に見合った取り組みを引き続き促していきます。
年末年始に来年の通常国会に向けた質問の準備を頑張ります。
お気づきの部分ありましたらお気軽にご一報下さい。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)