インボイス制度の導入延期と改善を財務省に申し入れ 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
9月8日、立憲民主党は政府が導入を予定している適格請求書等保存方式、いわゆるインボイス制度の導入延期と改善を財務省に申し入れました。
そもそもこのインボイス制度自体が事業者に知られていないことに加えて、新型コロナの感染拡大の影響で多くの事業者が厳しい状況に置かれている中で、もしこのままインボイス制度導入を進めれば、事業者をさらに困難な状況に追い込みかねないとの懸念を私達は強く持っています。
そこで、具体的に以下の3点を申し入れました。
1.2023年10月から導入される予定となっているインボイス制度について、新型コロナウイルス感染症が収束し、経済状況が回復するまでの間、導入を延期すること。それに合わせて、本年10月から開始されるインボイス発行事業者の登録申請受付も延期すること。
2.免税事業者について、インボイス制度導入から6年間は免税事業者からの仕入れについても一定割合で仕入税額控除が可能となる経過措置が設けられていることや、課税事業者となることを選択した場合でも簡易課税制度を選択することが可能となっていること等、一定の配慮は見られるが、新型コロナウイルス感染症の影響拡大を踏まえて、円滑な移行のために必要な措置をさらに講じること。
3.事業者の事務負担を軽減するため、関係省庁や関係団体等との協議を進め、簡易で安価な電子インボイスの整備や、電子インボイスの導入を支援するための補助金創設等、必要な措置を迅速かつ十分に講じること。
新型コロナの影響を強く受ける事業者の状況に思いをいたし、感染収束・経済回復をみてからの制度導入となるよう、引き続き現場の声を国会を通じて伝えます。
インボイス制度の導入延期と改善を財務省に申し入れ(立憲民主党ホームページ)
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)