令和4年度国土交通省関連予算概算要求を聞き取り 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
9月8日、立憲民主党会派は国土交通部会を開き、令和4年度国土交通省関連予算・税制改正ならびに政府の災害対策関連予算の概算要求を聞き取りしました。(災害対策部分は災害対策部会と合同開催)
今回も私は地元からオンラインにて参加しました。
私からは以下の意見・質問をしました。
以下概要。
<国土交通省部分>
・事項要求となっている防災減災国土強靭化、盛土による災害の防止、地域公共交通・観光の確保・維持については喫緊の課題であり、概算要求段階でもどの程度の予算が必要なのか国土交通省から具体的に示すべきではないか。
・通学路の安全対策については、現在合同点検中とのことだが、以前からも数度にわたり対策を行ってきたということになっている。今回の概算要求でどのくらいの箇所の対策に手が届くのか。
・海上保安庁の巡視艇の老朽代替、「代替」で足りるのか。計画的な増強も必要ではないか。
・港湾・海事のカーボンニュートラルについて、現場の海事関係者からは新造船導入直後のところは新規の設備投資が難しく、老朽船舶を抱えたところはコロナ禍の影響で新規の設備投資に慎重との聞き取り状況だ。カーボンニュートラルの目標達成を本気で考えるなら国が船舶更新等の後押しをもっと充実すべきではないか。
・国際観光旅客税の活用をうたっているが、そもそも外国との往来は激減している。財源への影響はどの程度と見込むか。
<内閣府防災担当>
・防災教育の充実に文部科学省と取り組むというが、防災訓練の他に具体的にどのような機会を増やせるのか。
・防災を担う人材育成について、行政職員対象の研修のほかに、公民館や市民センターの職員など避難所開設の初動を担う人材も念頭に置いた対応が国においても必要ではないか。
・「病院船」に係る検討について、医療機能がある自衛隊艦船での訓練を今年度行うというが、どの艦艇でどのように行うのか。
<消防庁>
・消防団の団員報酬支給の今後の在り方、ポンプ操法大会の今後の扱いについてどのような検討状況か。
今回は短時間でのやり取りでしたので、今回の説明を基にしながら、日ごろ地元などでいただくご意見や現場の状況を国に伝えて政策実現や現場の取り組み改善につなげていきます。
(参考)
https://www.mlit.go.jp/page/kanbo05_hy_002340.html
http://www.bousai.go.jp/taisaku/yosan/pdf/r4_yosan_0831.pdf
https://www.fdma.go.jp/…/others/items/r4_gaisan_yokyu.pdf
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)