衆議院予算委員会で質疑、応援に感謝 衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
2月12日に衆議院予算委員会令和3年度本予算に関する一般的質疑において、31分間の質疑に立ちました。
今任期では初めての予算委員会の質疑機会でした。
応援やアドバイスをいただいた皆様ありがとうございました。ここでは私の質問の狙いをご紹介したいと思います。
詳しい議事録については整い次第投稿します。
2日前に事前の質問通告を行い、以下の内容を文部科学大臣や厚生労働大臣など担当大臣に直接質問しました。
まずコロナ禍での教育支援について、一斉臨時休校などの影響で生じた子どもたちの学びの遅れ、特に4月から年度も学校種もまたぐことになる新中1、新高1の学びの遅れへ対応して学習内容の理解・定着をしっかり図れるよう、学習支援人材や予算を追加支援すべきと提案しました。
東京オリンピックパラリンピックについては、組織委員会の一連の混乱を収め、落ち着いた環境をつくるのに国も協力するよう橋本オリパラ担当大臣に求めました。
また医療スタッフ確保については、新型コロナ対応、通常診療、ワクチン接種で医師も看護師も相当数必要なため、東京五輪向けに医師や看護師を別途確保するのは困難ではないか、と橋本大臣に準備状況の実態を質し、厚生労働大臣、ワクチン担当大臣、新型コロナ対策担当大臣にもオリンピック向けの医師や看護師を確保した上で新型コロナ対策や通常診療、ワクチン接種に必要な医師・看護師を確保できるかを確認しました。
新型コロナワクチンについては、新型コロナワクチン第1便到着と今後の見通しを河野ワクチン担当大臣に質しました。
また、学校での集団接種については、安全な接種体制を整えるのは困難だとの現場の養護教諭の声を踏まえ、仮に行う場合の万全の体制整備を求めました。
わが国で用いるワクチンについて、ファイザー製は16歳以上、その他のものも18歳以上での治験を前提としたものであり、小中学校は対象外、高校生も混乱を避けるため、接種を希望する場合はかかりつけ医などでの個別接種をお願いすると関係大臣から確認しました。
寒波・大雪での電力需給ひっ迫への対応については、電力現場の自助努力が限界を迎えており、国の責任でもっと事前対策をやるべきと提言しました。
また電力の自由化の目的や電力の安定供給の観点から、発電施設を持つ既存の電力会社や新電力を中心に国が支援すべきと訴えました。
マイナンバー活用の入口であるマイナポータルの利用状況については、利用者数が全国民の3.2%とごく少数の状況であることを平井IT担当大臣答弁で確認し、残りの96.8%の国民にいかに行政デジタル化を届けるかを質しました。
今後も引き続き暮らしや職場の声に基づく国会活動を重ねます。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区(北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)