Gotoトラベル事業、中央道をまたぐ橋梁の耐震工事の施工不良、地域の公共交通・特に鉄道への支援と九州地方の豪雨災害復旧支援、新型コロナを踏まえた自動車関連諸税、防災・減災、国土強靭化に関わる「三か年緊急対策」(衆議院議員 きいたかし 福岡10区 北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
11月17日、衆議院国土交通委員会理事会及び委員会に出席しました。
大臣所信に対する質疑でした。
私も30分の質疑に立たせていただきました。
Gotoトラベル事業については、感染急増している北海道や東京、大阪など早めに対象除外するか地域の判断で除外できるようにすべきと提案しました。
北海道では札幌と道内の往来自粛を求めるのに道外からの来訪を煽るのはいかがかと考えます。
中央道をまたぐ橋梁の耐震工事の施工不良については、配筋検査の立会届が発注者に出されないままコンクリート打設されたこと、鉄筋検査はしておらず型枠検査も出来高検査も確認できていないこと、元々6億円の入札価格なのに事後に夜間工事に変更して4.5億円増額したことなどが改めて明らかになりました。
いずれもうっかりではすまない、あり得ない、利用者の安全を脅かす重大事態であり、原因究明と厳しい対処を大臣に求めました。
地域の公共交通、特に鉄道への支援と九州地方の豪雨災害復旧支援については、鉄道各社の厳しい経営状況を鑑みて大手を含めた公共交通事業者の資金繰り支援の充実を訴えました。
また令和2年7月豪雨災害の被災路線、JR肥薩線とJR久大線に国の法令による補助対象にすべきとの提案をし、大臣から補助対象との明確な答弁をいただきました。
新型コロナを踏まえた自動車関連諸税の改善については、生産や販売が落ち込む自動車産業の下支えや地方移住推進のきっかけづくりに役立つ、車体課税や燃料課税の見直し、自動車使用のユーザー負担軽減の点から大臣に具体的に提案し政治主導での取り組みを促しました。
防災・減災、国土強靭化に関わる「三か年緊急対策」について、事前防災対策を充実するため、来年度以降の予算確保と取り組み継続を要請しました。
今後も引き続き現場の声を踏まえながら改善を促すべく取り組みます。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区