私立小中学校等に通う児童生徒への経済的支援の支援金 衆議院議員 きいたかし 福岡10区 (北九州市門司区・小倉北区・小倉南区)
西日本新聞で報じられた、私立小中学校等に通う児童生徒への経済的支援の支援金が滞っていた件、昨日文部科学省に話を聞きました。
ポイントとしては、
・あくまで実証事業で、予算の範囲内で行うもの
・募集時に所得要件など限定するための基準を明示しておらず、事後的に基準を定めた
・「両親は年収50万円以下だが、祖父母からの金銭的支援がある」「シングルマザーだが、十分な養育費がある」など収入的に十二分な状況にある人ももらえるものならもらおうと応募している実態があった
・実態を考慮して基準を考え精査の結果、約700名には支援せずとするが、90数パーセント以上の児童生徒は支援する方向。
・2月中に都道府県に内示を出したので3月に配布される方向と承知
といった状況でした。
実証事業とはいえ、小中学生は義務教育。
公立学校に通うのがほとんどで私立小中学校にわざわざ通う場合はそれなりの理由があるはず(経済的には恵まれた方も多いはず)で、想定が甘すぎです。
近くの小中学校でいじめがあったりしていた仕方なく私立に通うというケースはあるかもですが、レアケースだとも思いますし。
新年度にも同額の予算を予定していて、このまま突っ込むのはよろしくない、本当に必要なのか、運用をしっかり改めるなり見直すなりしてください、と意見しておきました。
衆議院議員 きいたかし 福岡10区