災害時の北九州空港代替アクセス手段、船舶の準備を急ぐべきでは

 

 

2020年2月25日(火)衆議院予算委員会第八分科会

(前略)

○城井分科員

さて、空港でもう一点であります。災害時における代替アクセス手段の確保についてどのように整備するかという点であります。

これについても、質問主意書で、北九州空港の災害時における代替アクセス手段の確保に関する質問主意書ということで答弁をいただきました。

「「北九州空港の災害時における代替アクセスの手段の確保」については、船舶による輸送が災害時における代替アクセス手段の有力な選択肢の一つになり得るものとして、地方自治体を含めた関係者と検討を進めているところである。」こうした政府見解をいただいております。

この代替アクセス手段として、私もやはり船舶だというふうに思っておりますが、ほかに有力な手段があるのであればお示しをいただければと思います。

また、関係者との今後の検討見通しについても示していただきたいと思います。

災害時の準備でありまして、急ぐべきだと考えておりまして、この点、大臣のお考えをお聞かせください。

 

○赤羽国務大臣

特に海上空港の代替アクセスの手段の確保というのは大変重要だということは、一昨年九月に発生した、関西国際空港の連絡橋が途絶したときに大変はっきりとしたというふうに思っています。

私も全く、あのときは地元で、フェリーを使って神戸空港に七、八千名脱出していただいたオペレーションにかかわったという経験からも、本当にそのことは強く認識をしております。

このことは、北九州空港におけるBCPの策定協議会、これは昨年一月に設置をされまして、同年の三月に空港BCPが策定されたところでございます。

この空港BCPは、よく御存じだと思いますが、北九州空港の連絡橋が途絶をし、また、民間の航空機の再開までの期間が長期化する場合には、輸送力の観点から、このBCPでは、船舶による輸送以外に有力な代替アクセス手段がないものということで具体的な検討を進めるということにされております。

代替アクセス手段の確保は空港内の滞留者が速やかに避難する上で重要と、先ほど申し上げたように認識をしておりまして、この船舶を保有する関係行政機関ですとか、また、民間企業との平素からの調整というのは非常に重要だと思っておりますので、こうした地元からの協議会の報告書を受けて国交省としてもしっかりと協力をしていきたい、こう考えております。

 

○城井分科員

ありがとうございます。

私も船舶以外にないというふうに考えますが、今の北九州空港の空港島の状況を見ますと、岸壁の整備のところに少し手をかけないと、実際に船舶が寄りついてということが現実的ではない状況にあります。

ちょうど空港島の向かい側に長距離フェリーターミナルがございまして、フェリー三社を中心に就航いたしておりますが、そうしたフェリーが仮に乗りつけようとしても、そのうちの専用ターミナルが必要ではないフェリー一社がもしかすると接岸が可能かもしれないということを現場の声として聞いておりますが、仮に船舶だということならば、そうしたあらかじめの岸壁の整備のところも念頭に置かないと先ほどのBCPでの計画が机上の空論に終わってしまうという可能性があると思っていまして、そうした部分の計画に基づくところがどこまでかかわってくるかということをぜひ御検討いただければということを、この場をかりてお願いしたいというふうに思います。

よろしくお願いします。

(後略)

衆議院議員 きいたかし 福岡10区