学生支援緊急給付金について「支給基準が厳しすぎる中、申請のあきらめが相次ぎ、給付金が届いていないのではないか?」

 

 

2020年7月22日 衆議院文部科学委員会

 

(学生支援緊急給付金について)

○城井委員

国民民主党の城井崇です。

閉会中審査の質疑の機会をいただき、ありがとうございます。

冒頭、新型コロナウイルス、そして豪雨等の災害でお亡くなりの皆様に改めてお悔やみを申し上げ、被災者にお見舞いを申し上げます。

家庭も職場も支え切るとの決意で、全力を挙げて頑張っていきたいというふうに思います。

皆様と一緒に御協力してまいりたいと思います。

さて、きょうも大臣に直接お伺いしてまいります。

 

まず、学生支援緊急給付金についてであります。

これまでも、私どもから提案したコロナ困窮学生支援法案の一部が実現をして、一歩前進との受けとめであります。

文部科学省からは、大学からの一次推薦約24万件の支給を完了、一次推薦で推薦できなかったが各大学等において支援が必要と判断する学生の数を調査して、7月3日開始の二次推薦において、大学等の実情を踏まえた配分額を提示するとの報告がありました。

 

一方、大臣、学生による申請の諦めが相次いでおります。

もともと、基準が厳し過ぎるということは我々からも申してまいりましたし、大学の枠が埋まったと言われて支援を受けられなかった学生も多数おります。

学生団体の調査では、申請者の3割に及んでおります。

大学が認めたら支給できるということにしておった、例の第二の基準でありますが、十分に使われていません。

一次推薦の出た人でも、振り込まれていないとの声が大学生から多く私のもとにも届いています。

諦めて退学に至らぬように、きめ細やかに届く支援を行うべきだと考えます。

大臣、いかがでしょうか。

 

○萩生田国務大臣

本給付金は、アルバイト収入の大幅な減少等により、大学等での修学が困難になっている学生を支援するために創設したものであり、国費による支援であることから、その趣旨を踏まえ、対象となる学生について一定の要件を設けさせていただきました。

本給付金の実施に当たっては、国として一定の要件は示すものの、スピード重視の観点から、最終的には、一番身近に学生に接している大学等において、学生の実情に沿って総合的に判断し選考した上で日本学生支援機構に推薦していただく仕組みをとらせてもらいました。

こういった仕組みについて、文科省としては、各大学等や学生に対して繰り返し周知を行うとともに、現在行っている二次推薦においても、一次推薦では推薦できなかったものの各大学等において支援が必要と判断し保留としている学生の数を調査した上で、大学等の実情を踏まえた配分額を提示し、支援を必要としている学生等に確実に支援が行き渡るように進めているところです。

加えて、文科省としては、本給付金のみならず、高等教育の修学支援新制度の支援策や緊急特別無利子貸与型の奨学金、国の支援策を学生の〝学びの支援〟緊急パッケージとして取りまとめ、各大学等にお示しするとともに、各大学等に対し、大学等独自の支援策も含めて経済的に困難な学生に活用できる制度を総合的に周知するとともにきめ細かな相談対応を行うように、これは大学に累次にわたってお願いをしています。

大学に対しては授業料の納付猶予を要請しておりまして、約98%の大学がこれを実施しているほか、仮に退学を検討している学生からの相談があった場合にも、各大学等において修学継続に向けたきめ細かな対応を適切にいただけるように、修学継続チェックリストというのをつくって現場にもお渡しをしております。

引き続き、大学等に対して学生の実情に寄り添った対応をお願いするとともに、学生には所属する大学等に積極的に御相談いただけるように、情報発信に努めてまいりたいと思います。

 

○城井委員

大臣、学生に向けた支援を充実してきているところは理解をしているんですが、先ほども指摘を申し上げたように、一次推薦で支給が完了したと文部科学省から報告があった中身に漏れがありました、届いていない学生がいました、こうしたことが現場から、学生から聞こえてくるわけです。

そうした部分を含めて、支給状況の把握すらずさんだというふうに言わざるを得ないところがあります。

状況把握など、きちんと再点検をいただきたいと思うんですが、この点、やっていただけますか。

 

○萩生田国務大臣

一次推薦において推薦いただいた学生等に対して、約24万人に振り込みが完了しております。

一次推薦において保留とされた学生については確実に支援ができるように、各大学に配分額を示したところであり、現在、各大学から推薦をいただき、順次振り込みをしております。

こうした仕組みについて、二次推薦に先立って行った調査では、要件に必ずしも合致しない学生も含め、各大学等において更に支援が必要と判断した学生の数を調査しておりまして、二次推薦については大学等の実情を踏まえた配分額を提示させていただいております。

先生のところに相談があった学生さんが、一次で申し込んだけれども、学校で、定数で、定数といいますか……

(城井委員「推薦された人で届いていない人がいるんです」と呼ぶ)

あ、お金が。

我々が確認している上では、口座情報の誤入力というのが随分学生さんはあって、それについてはエラーが出てしまうので、個人にきちんとひもつけできるように確認しておりますけれども、基本的には、申し込んだのにいまだに届いていないという人は、この手のトラブル以外では我々は承知していないところでございます。

 

○城井委員

学生にも、大学に確認をということはもちろん私から申しておりますが、今後の二次推薦の対応も含めて、そうした、推薦はあったけれども届かないということがないように、チェックを徹底していただきたいということをお願いしたいと思います。

衆議院議員 きいたかし 福岡10区