メッセージ2011年8月

野田佳彦新首相とともに国民のために働く 〜総選挙から丸2年の節目に〜

2011年8月30日

皆さんこんにちは。衆議院議員のきいたかしです。
皆様のおかげ様で国政復帰させていただいた、政権交代の総選挙から今日で丸2年となりました。

国難、非常時という厳しい最中に様々な形で支えていただき本当にありがとうございます。また、お会いした折や国政報告会、電話、ファックス、メール、ツイッター、フェイスブックなどを通じて多くの叱咤激励をいただいておりますことに合わせて御礼申し上げます。

<民主党代表選挙への対応と新首相誕生>

第2次補正予算、特例公債法案、再生エネルギー法案がそれぞれ国会にて可決成立したのを受けて菅直人内閣が退陣ということになりました。民主党代表も辞することとなったため、民主党代表選挙がおこなわれました。

私は、国民の希望と日本の元気を作るため、復興、原発事故収束、経済対策を優先すべき、与野党協力と党内の挙党一致体制を積極的に作るべきとの立場から前原誠司さんを応援しました。

29日に行われた代表選挙では、私は、1回目は前原誠司さん、2回目は野田佳彦さんに一票を投じました。結果として野田佳彦さんが民主党の新しい代表に選ばれました。

本日行われた衆議院、参議院の各本会議において、野田佳彦さんが首相に指名を受けられ、第95代首相に就任されることとなりました。

政治行政への厳しい国民の眼差しを胸に刻み、国民の方を向いた政治を行ってもらえるよう、野田新首相をしっかりと支えてまいりたいと思います。

国難を鑑みて政治空白を短くするとの考えから、今回の民主党代表選挙は党所属の国会議員による投票ということになりました。本来でしたら党員・サポーターにもしっかりと関わっていただいた上での代表選挙を行うのが筋です。野党の代表を選ぶのではなく、与党第一党の代表、すなわち首相候補を選ぶのと等しいからです。今回のことも教訓に代表選挙規則の改正を視野に今後訴えていきたいと思っています。

<代表選挙を通じて訴えたこと>

このたびの代表選挙を通じて、私が訴えてきたのは主に三点です。

・政策方針の優先順位を「復興」、「原発事故収束」、「当面並びに将来のエネルギー・電力確保」、「円高・株安・デフレ脱却を念頭に置いた経済対策」に置くこと、
・衆参ねじれ国会の下でも与野党協力を組める環境づくりに努めること、
・古い政治に後戻りすることなく挙党一致となる党内体制を確立することでした。

また、中間派も巻き込んだグループ横断のネットワークである「メロスネット」(私は世話人の一人です)において各代表候補に申し入れを行いました。
具体的には以下の内容です。(私はこの内容の提案者の一人です)

1 今後2年の間で、党改革を行い、国民の信頼を回復すること。
2 民主党内や永田町ではなく、国民に向かって政策の発信を行いかつ代表及び執行部が自らの発言・行動に責任を持ち、その結果責任を負うこと。
3 『国民の生活が第一』とする民主党マニフェストの実現に関し、衆参のねじれ国会の状況や震災の復興、原発事故の収束等状況の変化を踏まえてそこに込めた理念を実現すること及びそのための体制を整えること。
4 今夏の代表選挙を通じて、結果の如何に関わらず、最終的には一致結束し、人事等を含めて党内融和に最大限努めること。

今後野田新体制を支えるにあたって、以上のことを念頭に頑張ってまいりたいと思います。

一昨年に政権を変える選択を国民の皆さんにしていただいてから丸2年。今度こそ、今度こそ皆さんの思いと期待に応えるために、国民の希望と日本の元気を作るべく、一つひとつ力を尽くしますので、今後とものご指導をよろしくお願いいたします。

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