メッセージ 2010年6月8日

菅新政権発足にあたって

2010年6月8日

みなさん、こんにちは。衆議院議員のきいたかしです。
おかげさまで、この8ヵ月半あまり、国会のど真ん中で一生懸命に働かせてもらっています。いつも叱咤激励いただきありがとうございます。

さて、3月末に本年度予算を成立させてから、私は様々な仕事に全力を傾けてきました。

ひとつには、事業仕分け第2弾・公益法人等の事業仕分けに向けた事前調査に携わった仕分け調査員の事務局を同僚議員二人とともに担いました。ふたつめには、特別会計検証チームで国債整理基金特別会計の担当主査としてゼロベースでの見直し作業に仲間の議員とともに携わっています。17ある特別会計全体の見直しにも関心を持って、いわゆる埋蔵金の有無も含めて具体的な特別会計改革案を仲間とともに作っているところです。それらに加え、高等教育の課題検討チームの副主査として高等教育改革案を作成しています。科学技術の課題検討チームにおいても具体的な改革私案を提示しながら議論に参加しています。

地元においては、夏の決戦、参議院選挙に向けて、堤かなめさん、大久保勉参議院議員など、候補予定者の応援をさせていただいています。

そうした様々な場所で地道な取り組みを続けてきておりましたが、そんな折鳩山由紀夫総理・民主党代表と小沢一郎幹事長が辞任をされる事態となりました。政治とカネの問題、普天間基地移設問題などに関して責任を取られた決意は大変重いものがあったと受け止めています。しかし、「自民党的な古臭い政治が民主党政権をも覆っているのではないか」「リーダーシップのブレが止まらないのではないか」といった部分に対する国民有権者からの厳しい眼差しはピークをとうに超えていた部分もあったことも事実です。この決断をしっかり胸に刻んで、国民の皆さんの期待にこたえられる我々となっていかねばなりません。

ツートップの辞任を受けて、去る6月11日に両院議員総会が開かれ、菅直人衆議院議員が民主党の新しい代表に選ばれました。私自身はこの難局を経験とリーダーシップで乗り越えるリーダーを選びたいとの思いから、菅直人さんに投票いたしました。この日の午後、衆議院と参議院で本会議が開かれて首班指名が行われ、菅直人さんが内閣総理大臣に指名されました。

そして、本日、菅直人内閣発足ということになりました。

私は、これまでの8か月余りの政権運営の成果と反省から、以下の点を新総理に望みたいと菅直人さんが新代表に選ばれる前に示しました。

新代表に望むことその1。
腰の据わったリーダーシップ。前言を翻す様が多くの人のため息につながったから。

新代表に望むことその2。
政治とカネの問題を自ら解決していく姿勢を明確にすること。企業団体献金の禁止、個人献金への税制上の優遇措置の拡充など、個人献金中心の政治活動への切り替えを民主党政権が旗を振っていく。

新代表に望むことその3。
ものの決め方と人事のあり方については、特定の人からの影響が大きいようなやり方にしないこと。個人的な希望としては、政策調査会を復活し、政策調査会長は国務大臣が兼任することを切に望む。一部に官房長官が兼ねるべきという意見もあるが、多忙すぎるので別の大臣が良い。

新代表に望むことその4。
外交並びに安全保障政策について、党内で開かれた議論をやり、大きな方向性について皆で確認のうえ、国民にしっかり発信していくこと。国の根幹にかかわる問題だからこそ、一部の見えない議論で決めてはいけない。

新代表に望むことその5。
鳩山政権時代のいい政策はしっかり継承すること。特に、やりかけの税金のムダづかいの見直し。事業仕分けで国民に明らかになった、ムダづかいの類型を判断基準に、民間や国会議員も交えながら、行政事業レビューにより全省庁、全事業をチェック。特別会計改革も引き続き。

これまでの発言や人事などで、ある程度の部分は実現した、あるいは実現に向けて前進しています。党内がもめるようなことを煽る人が一部にいますが、この国難の時期にそんな国民にとって無益な争いをしているわけにはいきません。私自身は、引き続き与党議員の一員としてともに頑張りながら、目の前の課題と将来の種まきに一つひとつ取り組んでいきたいと思います。

世論調査等の結果を伺うたびに、多くの皆さまから、改めて頑張るチャンスをいただいたと強く感じます。私たちに与えられたラストちゃんだと受け止め、徹底的に頑張りぬこうと思います。

この8カ月余りの政権運営を踏まえ、さらに前向きな前進をしていく我々が最初に迎える試練が、夏の参議院選挙です。参院選においても、これからもしっかり頑張れと皆さんに言っていただけるよう、一つひとつの仕事と活動を積み重ねていこうと思います。今後とも、厳しくも温かいご指導とご支援を頂ければ幸いに存じます。よろしくお願いいたします。